- ずっと片思いの相手がいる
- つきあうことができたらどんなに幸せだろう
- でも告白して関係が悪くなったらと思うとそれもできない
好きな女性がいるのに気持ちを伝えられないというのはもどかしいですよね。
いっそのこと告白してしまおうか!と思っても、でももしフラれたら?と考えるとなかなか行動に移せません。
無理しないで今のままの関係でいるほうがいいのかな・・・と自分を納得させようとしたり。
気持ちはあっちこっちにさまよいます。
男なら勇気を出して告白しろ!というのは簡単です。あなたが勇気をふりしぼれば告白だってできないわけじゃないとは思います。
でも、、、その前に考えてみてほしいことがあるのです。
わりと大事なことだと思うのでちょっとだけおつきあいください。
好きな女性に告白を考えるときに大切なこと
好きな女性に告白する前に、あるいは好きな女性のことを想うときに、次のことを自分に投げかけてほしいのです。
「恋愛で大事なのは、自分がどれだけ好きかではなく、相手にとって自分は何か」
誰が言った言葉かは分かりません。あえて調べようとも思いません。誰の言葉か分かることで受け取り方が変わりそうなので。
そして数十年前に初めて目にしてから、今でも心に鮮烈に残っています。
——あれはたしか22才のときのことでした。
そしてまたもや散りました。
フラれるというのはいくら回数を重ねても慣れるものではなく、むしろかえって苦しさの度合いが増していくかのようで、、、
めちゃめちゃ好きだった相手だけに本当にキツく、なかなか立ち直れませんでした。
そんなとき――何かの本だったと思うのですが――目にしたのがこの言葉だったのです。
恋愛で大事なのは、自分がどれだけ好きかではなく、相手にとって自分は何か。
フラれたあとで苦しいながらも、ものすごく胸に突き刺さりました。
片思いの相手に自分の気持ちばかりぶつけていた
これはまあ、若いからしょうがないといえばしょうがないんですけどね。そんなに達観できるわけじゃないし。
でも当時のわたしはまさに自分の気持ちしか考えていませんでした。
好きで好きで好きで好きで―――
もう心の中が「好きだ」という気持ちでいっぱいになり、それ以外の思考はない状態でした。
おかしなことにそこには「相手の気持ち」はなく、相手のことを思いやるという考えも存在していなかったのです。
告白してはフラれるのくりかえし
そんな状況で告白するのですからうまくいくわけがありません。
そしてそのたびに散るという。。。学習しろww
でもこれって考えてみたら当たり前なんですよね。
なぜなら自分の気持ちしか考えてないからです。本来そこにあるべきはずの「相手の気持ち」が存在していないからですね。
そんな状態で、ただ「好きなんです!」という気持ちをぶつけたところで相手にとっては迷惑でしかありません。
だからフラれます。当たり前です。
相手にとって自分は何か?
これは当時のわたし自身に伝えたいことなのですが、
こんなに好きなのに、、、と自分の気持ちばかり考えるのではなく、一度冷静になって相手の気持ちを考えてみてください。
- 自分はどういう存在なのか?
- どういう目で見られているのか?
- 異性として見られているのか?
そのあたりのことを一歩引いた目で見てみる必要があります。
好きだ好きだ好きだ好きだ、、、となっているとなかなか冷静になれないし、あるいはなりたくないということもあるでしょうけど、でもやはりちゃんと考えてみるべきです。
相手にとって自分は何か?
相手にとって自分は頼られる存在になりえるのか?
つきあう相手として自分はふさわしいのか?
、、、とはいうものの、、、難しいですよね、実際それを考えるのは。
たぶん、当時の自分はぜんぶアウトだったと思います。
だからフラれました、当然ながら。
それは、相手にとってわたしは「彼氏になるという存在ではなかった」ということです。
相手の気持ちも考えながら告白する
でも、冷静に考えてダメっぽいという結論に達したとしても、好きだという気持ちは変えられないですよね。
あきらめられないのだから余計につらくなるだけ、かもしれません。
だったら告白してしまいましょう。
いいんです、告白すれば。
ここで言いたかったのは、昔のわたしのように、自分の気持ちだけ考えて、相手の気持ち不在で突っ走るのはやめましょうということです。
一度立ち止まって、相手の気持ちも想像し、思いやり、それでも好きという気持ちを止められないというのであれば行動すればいいのです。
好きだという気持ちはとても大事なものですし、それを無理に押しとどめる必要はありません。
思い切って伝えてみてください。ブルブルふるえますけどねw
結果はどうあれ、相手のことを想像し、思いやる。その思考を重ねることであなた自身も成長できます。
そしてそれがあなたの魅力になっていくんだと、わたしは考えます。
わたしは同じことをくりかえしてロクに成長できなかったので、これを読んでくれているあなたは同じような道を歩むことがないように、そして少しでもいい結果が訪れることを願ってこんなことを書きました。
相手の女性の好きなところを言える?
ここからは補足です。好きな女性とこの先何十年もつきあっていくときに起こりえる出来事についての話なので、
とりあえず今!今が大事!今のことしか考えない!という人は読む必要はありません。
でも、すごく先のこともちょっとくらいは考えてもいい、という人は読んでみてください。
・・・で、何かというと、
若いときってわりと勢いで人を好きになることがありますよね。
その場の雰囲気とか、状況とか、ちょっとした会話とかが引き金になって誰かを好きになるということがある・・・ように思います。
それは相手のことではなく、自分自身の気持ちです。ちょっと考えてほしいのですが、
相手の女性のどこが好きですか?
相手のどういうところが好きですか?
この質問にちゃんと答えられるでしょうか?
もちろんほとんどの人は答えられるのでしょう。「やさしいところ」とか「気配りができるところ」とかいろいろあると思います。
でも中には、
好きだから好きなんだ!
ぜんぶ好きなんだ!
という答えしか出てこない人もいるのではないでしょうか?
相手の好きなところを言えることは大事
相手のどういうところが好きなのかをきちんと言えることは意外に大事です。
というのもそこがあいまいだと先になって気持ちがぐらつくことがあります。この人のどこが好きだったんだろうって。
好きだから好きなんだ、だけでは熱が冷めたとき(そう、いつかは冷めます)、
あ、れ、、、?
ということになりかねないのです。具体的に好きなポイントがないとそういうことが起こりえるのです。
でも好きなところがちゃんと分かっていれば、たとえ年月がたち、慣れとかマンネリとかその他いろいろな問題が起きてきても、そこが変わらない限り、関係性を保つことができるのです。
・・・なんて言われてもピンとこないですよね?
10代20代のときは女の子がカワイイというだけで好きになる年代ですからね。どこが好きなのか?なんて言われても「かわいいから」で終わっちゃいますよね。
だったらそれでもいいです。
それでもいいですけど、ときには、自分はどうしてこの女性(ひと)が好きなんだろうということを考えてみたら、何か気づくことがあるかもしれません。
常に相手の気持ちを考えること
恋愛にかぎらず、相手の気持ちを考えるのはとても大事なことです。
それができるかどうか、できなくてもやろうとしているかどうかというのは、生きていくうえで大きな差になって現れてきます。
耳が痛いことを言うようですが、少しでもいいのでそのベクトルをまわりの人に向けてみることが必要です。
なぜなら「人はひとりでは生きられない」からです。
どんなに内向的な人でも、どんなに人づきあいが苦手な人でも、そしてどんなにひとりでいることが好きな人でも、心の本当の充足を与えてくれるのは人との関係性です。絆(きずな)といってもいいでしょう。
わたし自身に関していえば、この、人との関係性を築くことをおろそかにしていたために、あるいはそのことから逃げていたために、
50年も生きてきて、いまだに充足感を感じたことがありません。自分の人生には何かが欠けている、何かが足りないと、ふとした拍子に思うことがあります。
でも縁あってこのブログを読んでくれているあなたにはそんなことになってほしくない。だから書きました。
相手の気持ちを想像すること。相手を思いやること。
すごく大事なことだと思います。それができる人になってください。
——片思いの女性への告白からさいごは人間関係の話、絆の話になってしまいました。
好きな女性のことで頭がいっぱいになっている人にはどうでもいいようなことかもしれませんね。
でもきっと恋愛にも通じることなので、心の片隅にでも置いておいてもらえればと思います。
今回の記事はこれにて終了です。
では、
GOOD LUCK!!
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