- 自分はセルフイメージ、自己肯定感が低い
- 高めるための方法をいろいろ試したけどあまり効果がない
- もっといい方法はないんだろうか?
自己肯定感を高める方法って世の中にいっぱいありますよね。本屋さんにもその手の本がたくさん並んでいます。
試してみたという人も多いでしょう。
でもこの記事にたどりついたということは、まだ望むような結果が得られていないのだと思います。
そんなあなたに、今回はある1冊の本を通じて、セルフイメージが低いことの意外な理由と、それを高めるための方法をお伝えします。
個人的にはものすごく衝撃的だった内容なので、ぜひ読んでみてください。
セルフイメージを高めるための方法
結論からいうとこちらです。
思わず、えっ?となりませんか?セルフイメージとお金を使うことに関係なんかあるの?って。
それがあるのです。大ありなんです。
『50歳から人生を大逆転/心屋仁之助』レビュー
そのことが書かれていたのがこの本です。
[広告]
『50歳から』で始まるタイトルを見て、ほとんどの人が、これは自分が読む本じゃないな、と対象外にしてしまうと思うのですが、ちょっと待ってください。
はっきりいって、この本を50歳以上の人だけが読むのはもったいないです。
自己肯定感で悩んでいる人は、年齢にかかわらず誰もが読んでいい。どんな年代の人にも当てはまる、大切なことが書かれています。
お金は自分から出さないと入ってこない
※見出しも『50歳から人生を大逆転』より引用
突然お金の話になってとまどった人もいるかもしれませんが、実はお金の使い方はセルフイメージに大いに関係があるのです。
この本の中でいちばん紹介したいのがこちらです。大事なところなので長いですがほぼ全文抜粋します。
あなたが今「お金がない」と感じているとしたら、きっとあなたは、お金を「出し惜しみ」しているのだろうと思います。
心当たりはありませんか?
お金を人に「出し惜しみ」しているし、それよりも何よりも、自分に「使い惜しみ」してはいませんか?
「使い惜しみ」をしていると、自己評価、セルフイメージを下げることになります。
「使い惜しみをする」とはどういうことかというと、結局「自分はお金をかけるだけの価値がない人間」と思っているということです。
「自分はこんな高いものを買う価値はない」
「自分はこんないいホテルに泊まる価値はない」
「自分は新幹線のグリーン車に乗る価値はない」・・・(以下、中略)
と思っているのです。
だから、自分にお金を使わない。使っても、安いものばかり。
それでお金持ちになれるかというと、実はそこにとんでもない落とし穴がまっています。
なぜなら、自分にお金を使わないということは、どんどん自分の価値を下げていることになるからです。
セルフイメージをどんどん低くしているんです。「もったいない」という言葉をうまく利用して、自分の価値のなさ「自分は、こんなもの」ということをアピールしているのです。
~『50歳から人生を大逆転』より抜粋
読んで頭を殴られたような衝撃を受けました。
「自分に使い惜しみしている」、これはまさに自分そのものだったからです。
- 買物に行くと、買いたいアイテムの中からいちばん安いものを選ぶ
- 食事に行くと、いちばん安いメニューを選ぶ
- ほしいものもガマン、あるいは中古品を探す
こんな感じで、とにかくお金を使わない、お金をかけない、を行動の基準にしていました。
でもまさかそれが自分のセルフイメージを下げる大きな要因になっていたなんて!
そんなことは考えたこともありませんでした。でも言われてみればその通りかもしれません。
とにかく安いものを選ぶ、という行為は、決してセルフイメージを上げてくれはしないですよね?
どころか、自分にはこれがお似合いだよね、という思いを無意識に抱くようになります。
それが、セルフイメージが低いことの最大の元凶だった―――という天地がひっくり返るようなことをこの本は教えてくれたのです。
自己評価を高めるために「自分にお金を使う」
そしてその解決方法です。自分にちゃんとお金を使ってあげること、というのが答えです。
自分に使い惜しみをしているから、お金も心も充実していない―――
それがイヤなら、自己評価を高くすればいいのです。
その方法というのは、「自分にもっとお金を使ってあげる」ことしかありません。
だから、自分が好きなこと、自分が楽しいこと、自分のテンションが上がるワクワクすることに、お金を使ってください!
南の島に行く
高い服を買う
画廊を借りて個展を開く(以下、中略)
どんなことでもいいのです。「ぜいたくしよう」とも、ちょっと違う。
今までやりたいなと思ってもガマンしていたことを、お金を使ってやってみてください。
すると自分のテンションが上がります。
「テンションが上がる」というのは、つまり「自分は楽しく生きている」「自分らしく生きている」ということです。
自分に満足できますから、当然セルフイメージも高くなります。
~『50歳から人生を大逆転』より抜粋
まさに「目からうろこが落ちる」ような感覚でした。
でも、そうではなくて、
自分のためにお金を使え!!
と言ってくれたのです。
目の前の霧が晴れていくような気持になりました。
好きなことをやっちゃえばいいんだ、って。
やりたいことをガマンする必要はないんだ、って。
自分の好きなこと、やりたいと思ってガマンしていたことにお金を使って、それでセルフイメージが上がっていくなんて、考えてみれば最高じゃないですか。
自分にお金をちゃんと使ってあげることでセルフイメージを上げていく、自己肯定感を高めていく。
これって、すごく分かりやすくてよくないですか?おまけに楽しくなる。
というのも、これまでの自己肯定感を高める方法というと、
ですがこの方法ならそんなことはありません。
自分の好きなことにお金を使ってあげればいいのです。やりたいことをやってあげればいいのです。
そうすることによってセルフイメージが高まっていく。
分かりやすいし、楽しそうじゃないですか。
お金は心のバロメーター
お金は心のバロメーターだそうです。
もしあなたの心が恐がっていたり、不安を抱えていたり、いろんなことをガマンしてカスカスになっているとしたら、お金も一緒にカスカスになっているでしょう。
お金というのは、じつは自分の心がどれだけ満たされているかを見るバロメーターです。
あなたが今、お金がないと思っているなら、自分は今充実していないんだな、というのがわかるということです。いっぱいガマンしているんだとわかります。
~『50歳から人生を大逆転』より抜粋、以下同じ
心の充実度はお金になって現れる、ということですね。
つまり、心が満たされると、お金も一緒に上がっていく。
ではその心が満たされるにはどうすればいいのか、の答えがこれです。
お金にこだわらずに、「先に」自分の好きなことをやる!
ここでいう「お金にこだわらずに」というのは、貯金ゼロなのに500万円の高級車を買うとかではありません。それはただの無謀です。
そう考えると、あなたがこれまでやりたいと思ってガマンしてきたこともやれそうな気がしませんか?それを今から始めてしまいしょう、ということです。
好きなことをやるのに意味はいらない
好きなことをやろうとするといろいろ雑音が聞こえてくることがありますよね。
それは第三者からの声であったり、自分の心(仮面の心)からの声だったりします。
- でもそれをやることに何か意味がある?
- そんなことより他のもっと有意義なことにお金を使ったほうがいい
- お金や時間がもったいない
これってけっこうありますよね。やりたいことはあるのに、なんとなく自分にブレーキをかけてしまうというか。
一度、この声に耳を傾けると、やりたかったはずのこともやれなくなります。
これに対する著者からの答えは明確です。これ以上ないくらいに明確。
でも、意味はいらないんですよー。
好きなんだから、やればいい。
僕はいつも心の中でこう言っています。
「でも」の前に自分の「やりたいこと」があるんです。
「意味、ないと思うよ。だから、はよせい(笑)」
好きなことをやるのに意味はいらない。
これ、すごく勇気づけられる言葉ですよね。特にわたしは最後の
意味、ないと思うよ。だから、はよせい(笑)
にグイッと背中を押されたような気がしました。めっちゃいい言葉。
だからあなたも、自分のやりたいと思っていることに意味があるかとか、そんな小難しいことを考える必要はありません。
好きだったらやればいいのです。それでOK。
セルフイメージを高めるには、好きなことをやること
さいごにまとめるとこうです。
- お金を出し惜しみ、使い惜しみしない
- 自分の好きなこと、やりたいことをやる
- 好きなことをやるのに意味はいらない
たぶん、これまでの生活方針とは180度違うと思います。
でもこの本の冒頭にも書かれているように、これまでのやり方でうまくいっていないとしたら、それを真逆にしてみればいいというのは納得させられますよね。
好きなことをやるのですから気持ちに無理してる感もないですし、テンションも上がっていくはず。
というわけで、この本、本当にめちゃくちゃいい本です。もうこれ読んだから、同じような本は読まなくてもいいかなと思えるくらい。
今日紹介したのはほんの一部で、まだまだ紹介したいところはあるのですが、気になる方は読んでみてください。
え?『50歳から』というタイトルが気になる?
ま、たしかにわたしだって『60歳から』というタイトルの本をすすめられてもちょっと迷ってしまうかなとは思いますが、
でもセルフイメージや自己肯定感のことで悩んでいるのなら、この本はきっと役に立ちます!
20代30代の人には申し訳ないですが、だまされたと思って読んでみてください。
[広告]
コメント