「おとなしい」「仕事」で検索するあなただけに伝えておきたいこと

仕事

 

こんにちは、「おとなしい人」を半世紀にわたり続けてきたユウです。

 

今回は、

 

おとなしい人に合う仕事ってあるのかな?

 

という思いから検索窓に「おとなしい 仕事」と打ちこんでこの記事にたどり着いたあなたに、よくある検索結果とは別に伝えたておきたいことがあるのでそれについて書きます。

 

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「おとなしい人に向いてる仕事」を検索する必要なんてない

 

おとなしい人に向いてる仕事を検索する必要なんてない。これはどういうことでしょうか?

 

「おとなしい 仕事」の検索結果を見ると、「おとなしい人に向いてる仕事〇選」とか「おとなしい人に合う職業」とかがたくさん出てきますよね。

 

わたしは一応こんなタイトル(「おとなしいですが何か?」)のブログを運営しているのでそのひとつひとつに目を通させていただいたわけですが、

 

読んでびっくり。

 

その仕事、向いてなくね?

 

と思える仕事まで紹介されているのです。

 

なので、もしあなたが「おとなしい人に向いてる仕事ってあるのかな?」と思って検索しているなら、そもそもそんな必要はありません、向いてる仕事を探すより大事なことがありますよ、というのが今回のメッセージです。

 

 

その仕事、本当に向いてるの?

TumisuによるPixabayからの画像

 

人さまの書いたものにどうこう言うつもりはまったくないんですが、「向いてる仕事」で紹介されている仕事のいくつかに「え?」と思うものがあったのでちょっとだけ書いちゃいます。

 

たしかに「おとなしい人の特徴」として書かれていることはおおむね合っていました。

 

おとなしい人の特徴

  • 自分のペースで仕事に取り組める
  • 空気を読むのがうまい
  • 話を聞くのが苦でない
  • 目立つのが苦手
  • 自分からはあまり話さない
  • 常に受身

 

「空気を読むのがうまい」「話を聞くのが苦でない」というのは状況や相手にもよるのですが、特に間違ってはいないでしょう。ここに関してはそのとおりだなと思える内容が多かったです。

 

それなのになぜかその後に紹介されている仕事には、おとなしい人に合っているとは思えないものまで並んでいるのです。

 

あなたはこの仕事、できそうですか?

ijmakiによるPixabayからの画像

 

例としてひとつだけ書いてみます。

 

おとなしい人に向いてる仕事(?)
ホテルのフロント、ホテルマン

 

読んで思わず「ウソでしょ?!」と声が出そうになりました。「いや、無理でしょ・・・」

 

一見、ホテルのフロントスタッフは静かな場所で寡黙に仕事をしているように見えます。絵としては無口でいるように見えるので、そこからおとなしい人に向いてるよという理屈なんでしょうけれど、はっきり言ってあの仕事はおとなしい人じゃできません。

 

館内のことやお客様のこと、いろいろなことにすぐに気づき、パッと行動することができ、的確にはっきりと声をかけられる人でないと務まらないのです。

 

この仕事が、自分からは話さない、常に受身、注目されるのが苦手なおとなしい人にできるのでしょうか?はたして「向いてる仕事」といえるのでしょうか?

 

向いているかどうかについて

 

もちろんわたしだってそこに書かれている仕事のすべてを知っているわけではありません。働いている人を見たことはあっても経験したことはありません。

 

でも、そうはいっても、社会に出て30年近くたつとある程度は想像がつくのです。たとえ経験がなくてもその仕事がおとなしい人に合うのかどうか、くらいはなんとなく分かるのです。

 

「自他ともに認めるおとなしい人間」である自分が、苦手な営業を25年、販売を4年やってきた経験から、「それはおとなしい人には合わないでしょ」ということくらいは分かるのです。

 

ちなみにわたしは販売員としてカウンターに立つことがありますがふつうにいやですね。お客様が来るとあとずさりしたくなります(失格)。

 

「おとなしい人」には2通りのタイプがあるということ

Melanie van de SandeによるPixabayからの画像

 

実は「おとなしい人」には2つのタイプがあります。

 

  1. 自己肯定感の高いおとなしい人
  2. 自己肯定感の低いおとなしい人

 

これは「内向型」の人にも同じことがいえます。こちらの記事でも書いているのでご覧になってください。

 

 

おとなしい人の場合は、内向型の人の場合より、「自己肯定感の低い人」の割合がさらに大きくなります。それは「おとなしいと言われたくない」と感じている人が多いことからも分かりますね。これらの人にとっては「おとなしい=マイナスイメージ」でしかないのです。

 

自己肯定感の違いはなぜ?

 

同じおとなしい人でありながら、どうして2通りのタイプに分かれてしまうのか、わたしはこのように考えています。

 

自己肯定感の高い人(Aタイプ)
過去におとなしいことが原因によるいやなことを経験したことがない。素のまま気にすることなく生きてきた。

 

自己肯定感の低い人(Bタイプ)
過去におとなしいことが原因によるいやなこと、つらいことがあった、だからおとなしい自分が嫌い

 

これこそ個人的な推測なので真に受けなくてけっこうです。でも当たっているという人もいるんじゃないかなと。

 

おとなしいがために嫌な思いをしたことがあり、だからおとなしい自分を認めてあげられない。おとなしい自分を変えたい、んですよね?

 

でも変われない自分に対し、自己肯定感が低くなってしまう——

 

「おとなしい 仕事」で検索するのは自己肯定感の低い人

 

そして「おとなしい 仕事」で検索をかけるのはBタイプの人です。

 

なぜなら両者は仕事を探すときの考え方が違うから。

 

Aタイプの人は「自分はこの仕事をしたい」という思いからスタートするのでその仕事自体を調べることはあっても仕事の選択に迷うことはありません。

 

これに対し、Bタイプの人は「自分に合う仕事はあるかな」から入っていきます。仕事の選択肢を求めている。

 

つまり、「受身」なんです。

 

自分自身にこれがやりたい!という確固とした思いがあるわけではなく、与えられた選択肢の中から自分にできそうな仕事を探す、という時点で受け身になってしまっているんです。

 

でも、ちょっときついことを言うようですが、受身で仕事を選んだら仕事への気持ちも受け身になってしまい、そうなるとやりがいを感じられなくなってしまいます。

 

やりがいを感じられないと、仕事が面白くなくなり、成果も上がらなくなり、やがては「この仕事、自分に向いてない・・・」という黄金の、いや暗黒のループにおちいってしまいます。

 

だから、Bタイプの人は、向いてる仕事を探す前に考えるべきことがあるのです。

 

大人しい人が仕事で意識すべきこと

 

結論から言うと、おとなしい人に意識してほしいことはこの2つです。

 

  1. 思考を外に向ける
  2. 主体的に動く

 

順に説明します。

 

思考を外向きに変える

 

自己肯定感の低い人が仕事を考えるときの基準ってこんな感じじゃないでしょうか。

 

  • 自分が何をするか
  • 自分がどう働くか
  • 自分がどんな気持ちになるか

 

何が言いたいかというと、基本的に思考が内向きになっているということです。自分のことばかりが気になる。ベクトルがすべて自分のほうばかり向いているということです。

 

自分を守ることを考えてしまうから

 

もちろんこれには理由があります。

 

自己肯定感が低いと自分に自信がなくなりますよね。だから、

 

  • 嫌なことを言われたらどうしよう?
  • こんなことを言って嫌われたらどうしよう?
  • ヘンに思われたらいやだから黙っておこう

 

このようなことばかり気になります。過去にいやな体験、辛い思いをしていることで、そういうことから無意識に自分を守ろうとしてしまうのです。だから思考が内向きになるのですね。

 

これはしかたないことです。あなたが悪いわけじゃありません。だからそのことで自分を責める必要もありません。

 

仕事では思考を外に向けよう

nightowlによるPixabayからの画像

 

思考の向きを切り替えましょう。

 

  • この人は今何を考えているか
  • 何をしてあげたら喜ぶか
  • 職場の人たちに何をしてあげられるか

 

今まで自分に向いていた視点をまわりにいる人に向けてみてください。そしてあなたが思いついたことを行動に移してみてください。

 

ひょっとしたらあなたは今の仕事が自分に向いてなくてつらいと感じているかもしれません。

 

でも、そんな状態でもそこで働けているのです。それは見方を変えれば、まわりの人があなたを受け入れてくれているからと考えることもできますよね。

 

そう考えれば、そのことに少しだけでも感謝の気持ちをもって、そこにいる人たちに何ができるかを一度考えてみてください。

 

自分にばかり向いていた視点をまわりの人たちに向けること。見えてくるものがきっとあるはずです。

 

主体的に動いてみる

 

これもとても大切なことです。

 

言われたことだけをやる仕事

 

あなたはこんな気持ちで仕事にのぞんではいませんか?

 

  • 言われたことだけやっていればいい
  • 自分に関係のないことには首をつっこみたくない
  • 責任を持ちたくない

 

この考え方のままだと仕事にやりがいを感じられず、いつまでたっても半人前で自身の成長もありません。

 

・・・というのは自分で体験したことなので書けるのですが汗

 

これって要は「逃げている」ってことなんですよね。仕事に立ち向かっていない。そんな姿勢はまわりの人も感じます。

 

そこが原因となって人間関係が作られているということだってあるかもしれませんよね。

 

自分からやってみる

TeroVesalainenによるPixabayからの画像

 

それを変えるには自分から動いてみることです。言われる前に動く。言われてないことをやってみる。

 

おとなしい人、自己肯定感の低い人にはここは「思考を外に向ける」以上に難しいことかもしれず、また、職場の状況によってはそんなことができないんだよということもあるでしょう。

 

でもできないにしても意識だけでも変えてみてほしいのです。

 

主体的に動くことによって仕事の感じ方が以前とは変わってきます。それまでは何をやっても「やらされ感」があるだけで、職場でも自分の存在感が感じれなかったのが、次第に「自分でやっている感」が生まれてくるようになります。

 

この変化が超絶大事。

 

ここにいたるまでは、

 

重い腰を上げ、主体的に動くぞと決心し、実際に自分から動くことを始める

 

というやっかいな壁を乗り越える必要があるのですが、苦労して乗りこえてみると、今まで見えていなかったものが見えてきます。

 

それが「気づき」です。

 

  • あれ、こうしたほうがいいんじゃないか?
  • このお客様に電話しておいたほうがいいんじゃないの?
  • この仕事、今のうちに片づけておいたほうがいいよね?

 

そんなことが感じられるようになってくるのです。これが主体的に動くことの効果です。

 

これが見えてくると、あなたは変わりはじめます。

 

おとなしい人も仕事のやりがいを感じられるように

andreas160578によるPixabayからの画像

 

誤解のないように言っておきますが、このブログでも口酸っぱくしてくりかえしているように、向いている仕事を探すことは大切です。人生はそのためにあるといってもいい。

 

なので「自分のやりたいこと」を指標に、「自分の意思」をもとに、向いてる仕事を探してください。

 

でも、「向いてる仕事を検索する」必要はありません。なぜならそれは受身だから。そこには「自分のやりたいこと」も「自分の意思」もないからです。

 

もしあなたが、今の仕事は面白くない、やりがいも感じられないと感じているのなら、今一度、仕事に対してどういう気持ちで臨んでいるかをふりかえってみてください。

 

人間関係が悪くてやめたい、と感じている場合は別にして、単に仕事が面白くないということであれば、今回お伝えしたことを試してみてもいいと思います。

 

向いてない仕事というのはその見極めが難しいですが、やれることをやった上で決断したほうが自分自身も納得することができますよね。

 

あなたがやりがいを感じられるようになることを願っています。

 

※文中で他の人が書かれたものに対し感想を述べている箇所がありますが、ごく一部についてのことであり、それ以上のものではありません。多大な労力をかけて執筆されたであろうことに敬意を表しております。ご理解いただきますと幸いです。

 

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