おとなしい性格を変えたいあなたへ。それよりも大事なことだってあるんだよ。

おとなしい人の処世術

 

おとなしい人ってきっとほとんどの人が「自分を変えたい」って思ってますよね。

 

  • 性格を変えたい
  • もっと明るい人間になりたい
  • もっと積極的なタイプになりたい

 

いつもそんなことを考え、思い悩んでいますよね。すごく切実な願い。それこそ身を焦がすような思いでしょう。

 

でも、そんなあなたにあえてお聞きしますが、

 

 

もう何年くらい悩み続けていますか?

 

 

 

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変わりたいという願望と変われなかった現実

 

もちろんわたしもずっと思ってました、若いころは。

 

  • どうしたら明るくなれるのか
  • どうしら積極的になれるのか
  • どうしたら強く生きられるのか

 

「おとなしい自分」を抱えながら、「おとなしい自分」を捨てたい、「おとなしい自分」とおさらばしたい、といつも思っていました。

 

今よりちょっとだけでも明るくなって、せめて人並みに毎日を過ごせるようになりたい、毎日を楽しく過ごせるようになりたい。そんなふうに思ってました。

 

学校に入学するときや就職するときなど、それまでの自分を知っている人がいなくなるときには、ここがチャンスとばかり、無理して明るくふるまおうとしたり、活発な様子を見せようと自分に合わない行動をしたこともありました。

 

でもうまくいかなかった。

 

変わろうと思っているのに現実に起きることは正反対、明るくなるどころか反対にトラウマになるようなことが起きたりして自分のおとなしさに磨きをかけるような結果になってしまいました。20歳前後は特にそうでしたね。

 

あのころに起きたいくつかのこと、人前でさらしてしまった恥ずかしい体験は数十年がたった今でも鮮明に覚えています。忘れたくても忘れられるもんじゃありません。

 

そうやって自分のおとなしいという性格は地層のように折り重なって強固なものになっていったような気がします。

 

自分を変えたいともがき続けた10代、20代、そして30代。

 

で、この年になってようやく結論が出たんです。

 

 

もうやめた。

 

 

自分を変えようとすること、やめました。

 

 

おとなしいを変えることの難しさ

 

もちろん、変われたって人もいますよね。昔はおとなしかったけど今ではとても明るくて活発な性格になった、なんて人も。

 

そんな幸せな変わり方をした人も中にはいるのでしょう。本当にうらやましい。

 

だから変える努力をすることを否定はしません。変えられたらそれに越したことはないですからね。

 

でも、おとなしいというのはもともとの性格とその人がそれまで経験してきたことに強く根差しているものですから、それを変えるにはかなり劇的な、あるいは継続的な経験が必要です。

 

少なくとも自分ひとりであれこれ考えてできることじゃありません。必ず人とのかかわりが必要。

 

そう考えると、おとなしい性格を変えることの難しさを感じずにはいられません。別にあなたをがっかりさせるつもりはないのですが。

 

おとなしいを変えるよりもっと大切なこと

 

でも、

 

この年になるまで生きてみて、おぼろげながら分かってきたことがあります。

 

それは、

 

 

人は好きなことをやるために生きている

 

 

やりたいことをやるために生きている

 

ということ。

 

おとなしいとか、内向的だとか、内気で人見知りだとか、そんなことはもうどうでもいいんです。

 

そんなこと、好きなことをやるのに何の関係もないんです。やりたいことをやるのに何の関係もないんです。

 

 

おとなしいを悩むより好きなこと、やりたいことをやる

 

あなたがやるべきことは、おとなしい性格を変えることではなく、好きなこと、やりたいことをとことんまでやることです。

 

それにあたって性格がおとなしいかどうかなんてまったく気に病む必要のないことです。

 

だって、あなたの好きなことっておとなしいとできないことですか?あなたのやりたいことって内向的で内気だとできないことですか?

 

たぶん、違いますよね?関係ないですよね?

 

推測ですが、あなたの好きなこと、やりたいことはあなたがおとなしかろうが内気であろうがまったく関係がないことじゃないでしょうか?

 

だったらそれをやりましょう。とことんまでやりましょう。

 

 

好きなことをとことんまでやる

 

好きなこと?まあ、休みの日にやってるといえばやってるけど・・・

 

と思った人もいるでしょう。

 

ただ、好きなことをやるといっても、気が向いたときにさらっとやるのではありません。

 

とことんまでやるのです。

 

今の生活の中で、もうこれ以上はできない!っていうくらいまでやるんです。それがとことんです。

 

なぜ好きなことをとことんまでやるのか?

 

それはつらい毎日を変えるためです。

 

つらい毎日を変えるため。

 

おとなしいと仕事や学校でつらいことが多いですよね?がまんしなきゃならないことが多いですよね?

 

それがいやだから性格を変えたいと思っている、んですよね?

 

でも、おとなしいを変えることは難しいかもしれない。

 

じゃあ、どうするか?

 

 

おとなしいを変える代わりに自分の人生を好きなことで埋め尽くそう

 

 

というのがわたしの提案です。

 

であれば、これはもう、さらっとやるべきものじゃありません。とことんまで、自分の限界までやってみましょう。

 

好きなことを発信する

 

もうひとつ大事なことがあります。それがこれ。

 

好きなこと、好きでやっていることを発信する

 

あなたの好きなことは何でしょうか?

 

何でもいいんです。大事なのはそれを外に向けて発信すること

 

好きなことをやって、それを自分ひとりで完結させるのではなく、ぜひインターネットで発信してみてください。

 

発信することによって自分を表現することができます。続けていればあなたの発信したことに興味を持つ人が現れてきます。

 

それはあなたに何かしらの変化をもたらす可能性がある。

 

自分で無理して性格を変えようとしなくても、まわりから変わっていくかもしれないんです。それってある意味、理想的じゃないですか?

 

インターネットで発信するのにおとなしいことは何の障壁にもなりません。だから今日からでも始められます。今からでもスタートできます。

 

ブログ、Twitter、インスタグラム、Youtube、何でもいいでしょう。

 

長くなるのでここには書きませんが、ブログの始め方も紹介しているので興味ある方はご覧になってください。

 

 

人生を好きなことで埋め尽くそう

 

人生を好きなことで埋め尽くす

 

これがあまりに理想論にすぎるということはわたしだって分かっています。

 

でも想像してみてください。

 

好きなものに囲まれていたらうれしいですよね?

 

好きなものがまわりにあったら幸せですよね?

 

そういう状態にあったらまわりの人にも同じことをすすめてあげたくなりますよね?

 

きっといい循環が訪れます。

 

だから生活の中で好きなことをする割合を少しずつふやしていく。

 

その割合がふえればふえるだけ、おとなしいことを気に病むなんてことに時間を使うことが少なくなってきます。そんな時間がもったいないから。

 

そうなれたとき、あなたはきっと「おとなしい」を克服できています。

 

あなたが少しでも「楽しい」「うれしい」を感じられる日がふえることを願っています。

 

 

 

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