あなたは今の仕事に自信をもって取り組めていますか?
- 今の仕事は自分に向いていないように感じる
- やっていることに自信が持てない
- だからいつもおどおどしてしまう
もしこのように感じているのならおすすめしたい本があります。

女の人向けの本だけど、男の人が読んでも役に立つところがあるからね
仕事に自信が持てなくておどおどしてしまう人へ
「おどおどするのを直したい」と感じている人におすすめしたいのはこの本です。
- 今の仕事に自信が持てない
- 人目が気になって委縮してしまう
- ついオドオドしてしまう
販売の仕事に自信が持てない
わたしは販売の仕事をしているんですが、何がつらいかって、
とにかく人目が気になる。
接客のカウンターに立っていると、お客様はもちろんのこと、他のスタッフの視線にもさらされます。
この状況がダメ。見られていると思うだけで余計にアタフタしてしまいます。

ううっ・・・((((;゚Д゚))))ガクブル
こんなこと聞かれたらどうしよう?
こんなふうに思われたらどうしよう?
自分の接客に自信がないものだからついオドオドとした態度をとってしまう。
だから、

自分には販売は向いてない・・・
悩んでばかりの毎日でした。
『才能0のダメOLが喫茶店にいた妖精みたいなおねえさんの教えで1億円稼いだ話』
そんなわたしに、今まで考えたこともなかったことを教えてくれたのがこの本だったのです。
(kindle版で買いました。ソフトカバーよりちょっと安かったので)
では、この本の中から、仕事に自信が持てなくて悩んでいる人にピッタリの部分をひとつだけ紹介します。
自信のあるそぶりを見せること
女性初の営業マンとしての仕事に心がくじけそうになった主人公に妖精のおねえさんは言います。
「最初は誰だって自信がないの。誰だって、最初は初心者だから。でも自信がない素振りを見せちゃダメよ。知識がなくたって、『何でも知ってます』って顔をしなきゃダメ。フリだけでいいの。」
これだけなら特に目新しいものじゃないですよね。これまでにも同じようなことを読んだことがあります。
自信がなくても自信があるそぶりをすること。
自身のあるそぶりを見せるべき理由
この本はそうすべき理由をこれ以上ないくらいにはっきりと教えてくれました。
ハッタリだってバレたときがこわい、だったら正直に自分を出したほうがいいんじゃないかという主人公に妖精のおねえさんはこう言ったのです。
「あなたは自分がデキないフリをすると、許してもらえると思っているんじゃないかしら?それは甘いわよ。動物だって、弱いほうから殺されちゃうでしょ?デキないフリをしても『やっぱりね』と思われるだけ。絶対許してもらえないの」
「いい?覚えておいてね。世の中は実力がありそうな人が勝つの。自信がない波動を出してる人が負けるのよ。見た目だけでも堂々としてなさい。それが勝つ条件よ。お姫様だって、立派なカゴに乗って、立派な身なりをしているから、みんなが頭を下げるのよ」
このイラストとあいまって、とてもショックな一文でした。
なぜ堂々としていなくてはいけないのか?なぜ自信があるようにふるまわなくてはならないのか?
それは、
そうでなきゃ食われてしまうため
この答えをつきつけられたとき、わたしはこれまでの自分の態度、あり方が完全に間違っていたことを知りました。
もちろん人間ですから本当に食べられてしまうわけではありませんが、でも、組織の中で生きていく上で、お客様から信頼を得るためにも、そしてまわりの人たちと対等の立場で仕事をしていくためにも、堂々としていることがいかに大切であるかを教えてくれたのです。
正直、わたしはこれを読めただけでもこの本には価値があると感じました。
「知識がなくたって、『何でも知ってます』って顔をしなくちゃダメ。フリだけでいいの」
もしあなたが「今の仕事に自信が持てない」「仕事中ついオドオドしてしまう」と感じているのであれば、食べられてしまわないためにも、ぜひこのことを実践してみてください。
『ダメOLの私が起業して1年で3億円手に入れた方法』
ここから先は補足です。ちょっと似た本があったので感想を。
装丁もピンクで表紙の女の人もロングの金髪系で着ている服も白。偶然なんでしょうか?
最初に結論を言っておきましょう。
この本はひとことで言うと、
コミュニケーション力や行動力がある人がさらに高みを目指すための本 です。
タイトルの『ダメOL』に惹かれて、

あ、わたしもダメなところいっぱいあるからきっと役に立つことが書いてあるはず
・・・なんて思ってこの本を買ったら、
見事に期待を裏切られます。
なぜか?
答えは簡単です。
この著者は全然ダメじゃないから。
3億円手に入れたからというんじゃなくて、起業する前から、就職したときから、もともと全然ダメじゃないんです。
ダメどころか、全然優秀なひとなんです。
そう思ったくだりはこちら。
私が優秀な東大生に勝てるのはどんな部分だろう?
自己分析してみると、「コミュニケーション能力」と「行動力」でなら、彼らに勝てるかもしれないと思いました。
誰よりも多く架電し、顧客と密なコミュニケーションを取って関係を築くことで、売上につなげる。私の得意分野である、コミュニケーション能力と行動力を生かした営業を展開し始めます。
ここを読んでわたしは、この人はぜんぜんダメなんかじゃないと悟りました。
だって思いませんか?
世間では一般的に、コミュニケーション能力と行動力がある人を「ダメ」とは言いません。むしろ評価される対象ですよね?
コミュニケーション能力と行動力、みんなそれがなくて悩んでいるのではないでしょうか?
自慢じゃないですがわたしなんかは、
- コミュニケーション能力なし
- 行動力なし
- 判断力なし
- 指導力なし
- 論理的な思考力なし
- 観察力なし
- 学級委員の経験なし
- あがり症
- 不器用
もうないないづくしの七重奏なんです。だからどんなに悩んできたことか。
こういう人を本当の「ダメ○○」というのです。
そんな正真正銘のダメリーマンのわたしからしたら、コミュニケーション能力と行動力に秀でているなんてもはや尊敬の対象でしかありません。
こんなふうになりたかった、と思う人の筆頭がコミュニケーション能力と行動力のある人なんです、わたしに言わせれば。
だからこの著者はもともと全然ダメなんかじゃないんです。むしろ他のタイプの人よりも成功の要素を備えていると言っていいでしょう。
成功するべくして成功している人なんです。
だから、
わたしほどではないにせよ、もしあなたが似たような特徴で悩んでいるとしたら、
この本は役に立ちません。
序章から、自分ごととして読めない、という思いを抱くことになるでしょう。
もちろんいいこと書いてあるところもあります。
- テレアポのときは、相手の話をよく聞くだけでなく、どの時間帯に電話するのが効果的か、どういうところに不安を抱いているのかといった仮説、洞察をくりかえす
- 短所よりも長所を伸ばすべき
- 仕事をする時は人任せにせず、「最後の砦」意識を持つべき
- 飲み会は楽しむものではなく、あなたが盛り上げる意識を持つ
女性の服装やメイクについての言及も多いので女の人には役に立つ部分もあります。
でも、たとえそうだとしても、
根本的な部分はこの本では変わらないと感じます。なぜなら土台が違うから。根本的なところが違いすぎるから。
いくら読んでも、遠いところの話のように聴こえてしまいます。
おしまいに
それぞれに勧めたい人を分けるとこんな感じになります。
コミュニケーション能力と行動力があり、理論的にものごとをとらえる人
自分に自信がなく、どうしたら一人前に仕事ができるか悩んでいる。感覚的にものごとをとらえる人
この分け方、けっこう当たってるんじゃないかなと。
気になる人はぜひ読んでみてください!
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