自分は仕事ができないと悩むくらいなら「好きなこと」のパワーを知れ!

内向型のおすすめ本
  • 他の人より仕事が遅い
  • 言われたことがすぐに理解できない
  • 自分は仕事ができない人間かも・・・つらい・・・

 

失敗したこと、うまくできなかったこと、怒られたことを思い出してつらい気持ちになっていませんか?

 

いつまでたっても進歩がないように感じられる自分にため息をついていませんか?

 

苦しいですよね、そういうときって。出口がないように感じてしまって。

 

ここでは、自分は仕事ができないんじゃないかと悩んでいる人がどうしたら心の負担が軽くなるかを書いています。

 

人生は仕事が大部分を占めるけどすべてじゃない。方法はいろいろあるんです。

 

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好きなことをやる割合をふやすこと

 

仕事ができないと感じている人に対して、こうすれば仕事ができるようになりますという処方箋のようなものを提示することはできません、残念ながら。

 

そのかわり、ここでは違うアプローチでこの悩みに向き合っていきます。

 

まず考えてほしいのがこちら。

 

 

好きなことをやる割合をふやすこと

 

 

たぶんあなたはいま、「仕事ができなくてつらい」という思いで心がいっぱいになっていると思います。心の中のすべてがこの思いで埋め尽くされている状態ですね。

 

ここに少しづつ「好きなことをやる楽しさ」を紛れ込ませていこうと提案したいのです。

 

心の中のすべて、10割が「仕事がつらい」となってしまうのではなく、そのうちの3割でも2割でも1割でもいいから、「自分の好きなことをやる楽しさ、充足感」で埋めていく。

 

まずはそこから始めてみませんか、ということが今回の提案です。

 

仕事ができない人だっている

 

会社は誰もが同じように仕事をすることを求めてきます。少なくとも「人並み」に仕事ができることを求められます。

 

でも・・・

 

誰もがそうやって同じように仕事ができるわけじゃないですよね?なぜなら、

 

 

人にはそれぞれ能力や適性に差があるからです。

 

 

そりゃ早く仕事が覚えられる人はいいでしょう。スピーディーに仕事をこなせる人はいいでしょう。でも、そうじゃない人だっているんです。

 

  • 仕事を教えられてもすぐに理解できない
  • 言われている内容がすぐに理解できない
  • 仕事のスピードが遅い

 

何をするにしても、まわりの人より仕事能力、仕事量、仕事のスピードが劣ってしまう。そういう人だっているんです。

 

どうしても合わない仕事はある

仕事 遅い できない

 

能力には個人差がある。

 

そんなことを言うと、

 

  • いやそれは怠惰なだけだ
  • やる気がないんだ
  • 改善のための工夫をしていないからだ

 

って言われますよね?優秀な人、普通の人からすればきっとそういうふうに思えるのでしょう。

 

でも、それ違うんです。

 

仕事ができない(と思われている、あるいは本人がそう思っている)人が手を抜いているとか、甘い気持ちで仕事に臨んでいるとか、そんなんじゃないんです。

 

むしろ自分がそうであることに悩み、苦しみ、人一倍孤立感を抱いて働いている。

 

失敗してしまったこと、上司から怒られたこと、職場のメンバーから白い目で見られたことなどを思い出し、その辛さ苦しさに押しつぶされそうになっているのです。

 

それでも次の日になったら気力をふりしぼって会社に行くのです。

 

  • なんとかできるようになりたい
  • もっと早くできるようになりたい
  • まわりに迷惑をかけないように仕事したい

 

そんな切実な願いを抱えながら、いつまでたってもうまくできないもどかしさに一番苦しんでいるのは本人なんです。

 

自分だってみんなと同じように仕事ができるようになりたい!でもそれができないから苦しいんじゃないか!

 

・・・って。

 

あなたは「向いてない仕事」をやっているのかも

 

つらいですよね。

 

こういうときって自分が真っ暗闇の中にいるように感じてしまいますよね。どこにも出口がないような。

 

でもきっと本当はそんなことはないんです。

 

ちょっとだけ冷静になって考えてみましょう。

 

  • なぜ今の仕事ができないのか?
  • なぜ他の人より仕事ができないのか?
  • なぜまわりの人より仕事が遅いのか?

 

それはたぶん、

 

 

その仕事があなたに合っていないから

 

 

です。

 

能力が足りない、センスがない、努力が足らない。

 

仕事ができない人に対し、一般的にはそんなふうに思われがちです。

 

でもそれ、考え方が違うと思いませんか?

 

なぜかっていうと、その発想は、

 

仕事に自分を合わせるべき

 

というものです。

 

でも合わせられる人はいいけれどそうでない人は苦労し、つらくなる。

 

そうではなくて、

 

自分に仕事を合わせるべきなんです。

 

だって仕事というのはいろいろな種類があっても自分というのはあなた1人しかいないんですよ?

 

1人の自分 対 多数の仕事

 

それを無理して合わない仕事に合わせようというほうが無意味なのです。

 

だから、

 

仕事ができないというのはあなたに能力が足らないのではなく、今の仕事に限ってはあなたは力を発揮できないと考えるべきです。

 

「好きなこと」「向いていること」を始める

向いている 好きなこと

 

向いてない仕事をやめて自分に合った仕事につければ言うことはありません。

 

でも誰もが希望の仕事に転職できるわけではないですよね?

 

事情があって転職できないという人だっているでしょう。だからこそ逃げ道がなく苦しく感じてしまう。

 

そんなあなたにすすめたいのは「自分の向いていること」「好きなこと」を始めること。

 

ポイントは「向いている仕事」「好きな仕事じゃない点です。仕事とは関係なく、あなたの「向いていること」「好きなこと」は何か考えてみてください。

 

なぜ「好きなこと」をすすめるのか?

 

ここで1冊の本を紹介します。本田健氏の『ユダヤ人大富豪の教え』という本です。

 

若き日の本田氏がアメリカで出会ったユダヤ人の大富豪ゲラー氏とのやりとりがストーリー式に語られています。その中の一節。

 

『幸せな金持ちになるための秘訣は、自分の大好きなことを仕事にすることだ』

 

とゲラー氏に言われた「僕」は素直な気持ちを伝えます。

 

『あのう、僕は他人のせいにするつもりは全然ないんですが、自分の好きな分野が今一つ見つからないんです。そういう人はどうやって好きなことを見つければいいですか?』

 

これに対するゲラー氏の答えがこれです。

 

まわりの望むことを上手にこなす人生を生きてきたなら、自分が何者か分からなくなるのも当然だ。好きなことをやって生きるなんて見当もつかないだろう。言ってみれば自分と他人の境界線がないんだな。それは一種の病気だ。だからリハビリが必要だと言ったんだよ。

何もあまり深刻に考えなくていい。処方せんは自分の好きなことを日常的に少しずつやることだ。小さいころから自分が好きだったことを思い出して、それをやってみることだ。思わぬところから自分の人生のヒントを見つけるだろう。

~『ユダヤ人大富豪の教え/本田健』より引用

 

世の中って昔から、

 

  • 好きなことで食っていくことなんてできない
  • 好きなことで生きていくなんて幻想だ

 

みたいな意見が幅を利かせてますよね。今みたいにインターネットの発達により好きなことで生きることが現実になっている時代でも、まだその考えは多くの人を支配しています。

 

でもこんな昔に——本田氏が渡米したのは18歳のとき、今から数十年も前のことです——『幸せな金持ちになるには好きなことを仕事にすることだ』と言っている人がいたのです。

 

そして『自分の好きだったことを日常的に少しずつやってみること』をすすめているのです。

 

タイトルからお金儲けのことばかり書かれていそうな印象を受けますが、生き方にかかわる本質的なことを教えてくれます。あっという間に読めてしまうのでぜひ読んでみてください。


 

人は好きなことをやるために生きている

 

仕事ができない、仕事が遅い、と悩んでいる人への直接的な答えにはなっていないかもしれません。

 

でもね、たとえ仕事ができないという思いを抱えていてそれが解決できなくてしんどい、という状況だとしても、

 

好きなことをやるのはすごく大切だと思います。

 

だってそのために生きているんですから。

 

最後に、つい最近読んだ本の中から、ある一節を紹介します。

 

人はただ好きなことをして楽しい思いをして、「生きてるっていいなー」と思いたいから、好きなことをするんです。それでいいんじゃないでしょうか?



これ、めちゃめちゃいい本です。50歳から、なんて書いてありますが、このブログを訪れてくれる人なら年齢にかかわらず読むべき。

 

ほんとに、ほんとにいい本なので、だまされたと思って買ってみてください。

 

↓こちらでも紹介しています。

 

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