人見知りを直したいっていう人は多いですよね。
人見知りじゃなければもっと積極的になれるのに。人見知りじゃなければもっと楽しく人とつきあえるのに。
でも、心の中ではそう思っていながら、いざ初対面の人と会うと・・・
「自分、ちょっと人見知りで・・・ハハ」
なんて言葉が口をついて出てしまう。もう口癖のようになっていて、そのひと言を言わないと落ち着かない。
なぜか?
そうやって相手に自分は人見知りだということを伝えておかないと、その後の会話でうまく話せなかったときに「なんだこの人は」と思われそうでこわいから、ですよね。
だから前もって「人見知り」を訴えておくわけです。
そんなあなたに観てほしい動画があります。
DJ社長の動画【好きなことで、生きていく】
「レペゼン地球」のDJ社長の【好きなことで、生きていく】という動画です。
・・・なんて前から知ってるように紹介してますが、実は「レペゼン地球」も「DJ社長」も知りませんでした。なんせ50代ですからね。
最初は正直、そんな大したものじゃないだろうと思ってました。どんな人かもよく知らないし、この風貌からもちょっと一線を引いてしまうようなところがあって・・・
でも動画を観て驚きました。
ぐいぐい惹きこまれ、気がついたら食い入るように観てました。40分くらいある長いものにもかかわらず、最後まで一気。
観ながら「すご・・・」と思わずつぶやいてた。
「より遠くへ行けた者が勝ち」というたとえ話の中では、物事の本質を誰よりも分かりやすく語ってくれています。これなんか今の世の中、絶対に理解しておいた方がいいことです。
見る価値ありなので、この人あんまり好きくない、という人も、だまされたと思って一度観てみてください。
人見知りを克服したいのなら「人見知り」と言わない
「人見知りの克服」のタイトルの記事でなぜDJ社長が出てくるのかというと、この動画のとちゅうでDJ社長が「人見知り」について触れているからです。
33分ぐらいのとこ。このまま再生ボタンを押せばその辺から始まります。
そこんところだけ書いてみます。
誰が人見知りって決めたん?
自分で自分のこと、人見知りって言い始めたんやろ?
たしかに今は人見知りかもしれんけど、1年後治っとるかもしれんやん。
要は人見知りって初対面の人とコミュニケーションとるのが苦手なわけやん。
じゃあ初対面の人とコミュニケーション取る能力をつければいいだけの話やん。
なのに、
”今”人見知り、なのに
”私”人見知り、に変わってくるんよね。
「私ってこういうヤツじゃん」って決め始めるけどね、
ハナからあきらめ始めたら何も変わらんワケよ。
出来ることかやってみな分からんのにさ。
やる前から、
「できるかな?」「できないかな?」
考えたって仕方がないやん。
鋭いところ突いてます。
誰が人見知りって決めたん?
自分で自分のこと、人見知りって言い始めたんやろ?
自分のこと人見知りって思ってるほとんどの人にあてはまるんじゃないかと。
まあ、中には親から言われたとか、誰かさんから言われたとかいう場合もあるかもですけど、でも
きっかけは何にしろ、自分で自分のことを人見知りと言ってることには変わりないですよね。
言い続けていることには変わりないですよね。
という人もいるかもしれません。その気持ちは理解できます。
でも、直したいと思っているのなら、人見知りを克服したいと思っているのなら、
”私”人見知り、って言うのはやめたほうがいいですよね。
彼が言うとおり、”今”たまたま人見知りだけなのであって、直したいという気持ちがあるのなら、克服したいと心の底から思っているのであれば、願いがかなって来年は治っているかもしれない。
であれば、”私”人見知り、と自分で決めつける必要はないわけです。
「ハナからあきらめたら何も変わらない」
自分で決めつけているかぎりは変わらない。だからまずは
明日からは初対面の人と会うとき、「人見知りで・・・」と言うことをやめる。
これだけでいいと思います。
人と接するときに大事なことは「相手の時間を奪わないこと」「相手に余計な負担をかけないこと」です。
「私、人見知りで・・・」ということはその時点で相手に余計な気遣いをさせてしまうことにもなりかねません。そんなことなら最初から口にしないほうがいいのです。
「好きなことをする」ためにも
ここからは人見知りの話とは離れてしまいますが、このDJ社長の動画、できれば全部観てほしいです。
上の「人見知り」についてのすぐ後では「やりたいことをやる」ということについてすごく大事なことを語ってくれています。本当に聴く価値あり。
でも、どんな人だって、自分の好きなことをやっていいんです。
人見知りだろうが、おとなしい性格だろうが、人から「影が薄い」と言われようが(これはわたしですね)、好きなこと、やりたいことをやっていいんです。
だってそのための人生ですから。
DJ社長のこの動画を観るとそんなことにあらためて気づかされます。自分で自分を殻に閉じ込めるのではなく、やりたいことをやらせてあげる生き方を送りたい、そんなふうに思います。
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