- 向いてない仕事について数年がたつ
- 今の仕事は自分に向いてないけどしょうがなく続けている
- でもこのまま向いてない仕事を続けたらどうなるんだろう?
今の仕事は向いてなくてつらいけど、やめたら生活できなくなるから続けている。
20代30代のうちはまだそれでもいいのもしれません。若いうちはことの重大性に気づけないのも仕方ないことなのかもしれません。
でも今の行動の先には必ず結果がやってきます。それはあなたが想像もできなかった結果である可能性があります。
ここでは、向いてない仕事を20年30年と続けたらその先にどんなことが待っているのか、どんな精神状態になるのかを伝えられるかぎり伝えていきます。
あなたが今後どういう方向へ進んでいくか、そのヒントになれば幸いです。
向いてない仕事をずっと続けたときに起こること
向いてないと感じる仕事を続けるとどうなるか?そのまま続けた場合、10年後20年後には何が起こるのか?
今、まだ若い人はそんな先のことは想像すらできないと思います。考えるのはせいぜい来年のことくらいですよね。
が、人生は来年までではありません。2年後、3年後、5年後、そして10年後、20年後と続いていくのです。
そのときに起こるかもしれないことを3つお話します。
50歳になっても向いてないと思いながら働いている
いちばんひどい現実はこれです。
控えめに言っても、かなりひどい事態です。
今の仕事は自分に向いてない、という状態は20代30代ならまだいいのかもしれません。悩みは悩みとして深刻だとしても、悩みを持つこと自体に疑問を感じたりはしないでしょう。
でも、10年後はどうでしょう?20年後は?
その頃にはいまは若いあなたも確実に年をとり、40代50代になっています。
ここで想像してみてください。
50歳にもなっていまだに「仕事が向いてない」と思っている自分のことを。
向いてない仕事をいやいや続けている自分のことを。
ふつう50歳というと会社なら管理職になっていてもおかしくない年齢です。
会社勤めじゃないにしても、その年齢になったら自分の働き方が確立していると思いたいですよね?
そんな悩みなんかあるはずがないと思いたいですよね?
それなのにまだ「今の仕事は自分に向いてない」…
50歳になってもまだ「仕事が向いてない」…
これってそうとうキツイと思いませんか?そんな状態をあなたは望みますか?
給料が上がらない
「仕事は向いてないけど給料はいい」という人は世の中にいるのでしょうか?
仕事が向いてなくてつらくて、でも給料は高いなんて人はいるのでしょうか?
たぶん、あまりいないと思います。
ふつうはこんな感じになるんじゃないかと。
↓
向いてないから成績が上がらない
向いてないからうまくできない
↓
給料も上がらない
もしこれがあてはまるとしたら、今の仕事を続けるかぎり成績がよくなることはなく、うまくできるようになることはなく、結果、安い給料に甘んじることになります。
その状態が続くとどうなるかは火を見るより明らかですよね。
50歳になっても給料は安いまま。いくつになってもつましい生活をしなければならなくなります。
向いてない仕事を続けるということは、給料が上がらないまま年をとっていくということなんです。
自分の人生は何だったんだという激しい後悔に襲われる
これは1つ目と2つ目の複合的な結果なのですが、この2つが合わさると、とてつもない後悔と焦燥感に襲われます。
向いてない仕事を何十年も続けた挙句、
- いまだに仕事が向いてないと悩んでいる
- 50歳になっても安月給
この事実を目の当たりにしたとき、
いったい自分の人生はなんだったんだ、という激しい後悔の念と、ひょっとして自分の人生はこんなもんで終わってしまうのか、という震えるような焦燥感に叩きのめされそうになります。
本当ですよ?面白おかしく言っているんじゃありません。
10代20代30代のころ、こんな人生にしたい、こんなことをやりたいと考えていたはずのプランは何ひとつ実現できておらず、それどころかいまだに向いてない仕事のことで悩み、わずかな給料でぎりぎり生活してるだけという状態。
この状態を前にしてふと思うんです。
マイ人生・・・詰んだ?
ブルブルと頭を振り、あわててその思いを打ち消しますが、でも、この思いは何度も襲ってきます。実はもうヤバイんじゃないかって。実はもう詰んでるんじゃないかって。
このときの精神状態を想像できるでしょうか?恐怖で震えるとともに、ものすごい後悔に襲われます。
いったいなんでこんなことになっちまったんだろう?って。
向いてない仕事を続けて感じる後悔
もうお気づきだと思いますが、これは自分自身のことです。自分が、向いてない仕事を何十年も続けてきてしまい、ここに書いたような状況におちいり、「もう詰んだ?」という気持ちと今必死で戦っているのです。
自分だってまだ「詰み」たくはないですから。
数年前、40代後半にしてようやく営業という仕事に別れを告げることができたのですが、
でも本当はもっと早くから行動するべきだったと感じます。向いてない仕事をパワハラ上司の下でがまんして続けるなんてことをしなければよかった。生気を失ってしまったあの30代を悔やもうにも悔やみきれません。
だから、もしあなたが今、同じような状況で悩んでいるのなら、状況を変えるための行動をすぐにでも起こすべきだとわたしは考えます。
向いてない職種を変えてみる
向いてない仕事というのはつまり「向いてない職種」のことですよね?
営業が向いていない、販売が向いてない、事務が、力仕事が、とか要は職種があなたに合っていないということです。
であれば、やはり職種を変えるべき。
というように、向いてない仕事に対する悩みは職種を変えることで改善できる可能性があるのです。
では職種を変えるためにはどうするか?かんたんにいうとこの2つになります。
- 適性の把握
- 情報収集
誰もが自分については分かっているつもりでいますが、もっと踏み込んで第3者の目で判断してもらうこと。自分の思い込みを排除し、できるかぎり客観的な方法で自分の適性を知っておくことが大事です。
それによって自分がどの職種に向いているのか、どの職種ならできそうかということをあらためて考えるきっかけ、材料にすることができます。
なんとなく職種が決まったらあとはその職種の情報収集です。
求人サイト大手のリクナビNEXTならこの「適性の把握」のための自己診断と「情報収集」を一度にすることができます。
自己診断に関しては登録後にできる『グッドポイント診断』が役に立ちます。設問数が非常に多く、全部答えるのに30分近くかかるほど。
まだ、あらかじめ自分の希望や条件を入力しておくことで送られてくる求人メールによって、興味のある職種についての詳細を知ることができます。
何はともあれ情報収集が大事。まずはリクナビNEXTのような求人サイトを利用して情報を集めておきましょう。
変えたいと願うなら小さなことでもいいので行動を
年月は本当にあっというまに過ぎていきます。
30代からしだいに速くなっていき、40歳を超えるとさらに加速します。わたしも40代なんて何をしていたのか思い出せないくらいです。それくらいあっという間なんです。
だから気がつくと、「50歳にもなって向いてない仕事」という状態になってしまうのです。
もしあなたがそんな人生を送りたくないと思うのなら、悪いことは言いません、早めに今の状態から抜け出したほうがいいです。
人生はそんなことになるために送っているんじゃないですよね?
生きている時間は限られているからこそ、少しでも自分自身が楽しく、充実した気分で過ごすために毎日がんばっているんですよね?
であればがんばる方向を間違えないようにしましょう。ひたすらがまん、が毎日の目標なんでさびしすぎます。
ここではひとつの簡単な方法としてリクナビというサイトを紹介していますが、別に方法はなんだっていいと思います。
あなたがあなたの未来のためにできることをしてみてください。
1日も早く、「向いてない仕事がつらい」という状況から抜け出せることを願っています。
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