- まわりの人のように手際よく作業ができない
- 言われたことをすぐに理解できない
- 何をするにも時間がかかる
そういう状態って辛いですよね。
自分なりに速くやろうと思ってるんだけどできない。逆に気持ちばかり焦って余計な失敗をしてしまう。
そして感じるまわりからの冷たい視線。
実際そんな目で見られてるわけじゃなくても、「あの人、仕事遅いよね」「仕事できないよね」って言われてる気がしてしまうんですよね。
だからますます自信がなくなる。職場で居場所がないように感じてしまう。そして思う。
もう辞めたいな…
ここでは、同じとろいタイプのわたしが、これまで営業を25年、販売の仕事を4年やってきた中での、この問題に対する考えをお話ししていきます。
「とろい人に向いてる仕事◯選」とかいう内容ではありません。ただ、あなたが行動を起こすきっかけになればと思って伝えますのでぜひ読んでみてください。
とろい人は接客業だと辛い
で、最初に1つ目の結論ですが、
接客業は「ゆっくりの人」には辛いです。
特に販売職。洋服の販売などお客様に自分から商品をすすめなければならない仕事です。
なぜかというと販売は大勢の中でする仕事だから。常に見られているから、というのが大きな理由です。
これはお客様から見られていることではなく、職場のメンバーに見られていること。
というのも「ゆっくりの人」は、見られていると思うと本来の力を発揮することができないから。
落ち着いてやればちゃんとできるはずなのに、見られているとミスったり、時間がかかったりするんです。それで焦ってしまってさらに慌てる。
「ゆっくりの人」にとっては、
「お客様の前で慌てる自分をまわりのメンバーに見られていること」
がものすごく苦痛になります。
このように感じるようになると、毎回同じ気持ちを抱くようになり、何をするにしても、
- 今度はちゃんとやらなきゃ!
- 今度は失敗しないようにしなきゃ!
- 今度は早くやらなきゃ!
と思って余計に肩に力が入り、それでまた同じミスをしてしまいます。そんな自分をまわりのメンバーは
- 笑ってんじゃないか
- バカにしてんじゃないか
- 呆れてんじゃないか
と想像してどんどん萎縮していくわけです。こうなるともう自信どころじゃありません。
これが販売の仕事の辛いところです。
営業の仕事はゆっくりの人でも平気
意外かもしれませんが、営業はゆっくりの人でも大丈夫です。
というのも、営業は、
基本、ひとりで行動する仕事
だからです。
営業に出てしまえは自分の行動を誰かが見ているわけではありません。
見られていない、ということは自分のペースでできるということですから、
「大勢でいるよりひとりでいる方が好き」
というゆっくりの人の特性に営業は合わないわけではない、のです。
とはいっても、
営業はすすめません。
行動を見られてなくても数字を見られてるからです。
これがやっぱり辛すぎるし、自分がいやだったものを人にすすめるわけにはいきませんからねww
自分をとろいと感じる人にはプログラミングの仕事がいいんじゃないの【結論】
もしあなたが20代30代だというのなら、わたしはプログラミングの仕事をすすめます。
なぜならプログラミングは「ゆっくりの人」にもできるから。むしろ向いているともいえるから。
ここでもう一度、「ゆっくりの人」の特徴について考えてみます。
ゆっくりの人の特徴
- 大勢でやるよりひとりでやるほうが好き
- たくさんのことを同時にこなすより1つのことをじっくり進めたい
- 机にずっと座っていても苦にならない
- 人と会話がなくても平気
- 落ち着いてやると力を発揮できる
これらの性格は、販売や営業とくらべたら、明らかにプログラミングのほうに軍配が上がります。
プログラミングはまずスクール?それとも転職支援?
でもそうはいっても、と思いますよね。
プログラミングの仕事が自分に合いそうなことは分かっているけど、
「未経験でもできるのか?」
が気になりますよね。
ここで、未経験の状態からプログラミングの仕事をしようと考えたとき、2つの選択肢があります。
- まずはプログラミングスクールに通って勉強してから就職活動をする
- 転職サービスを使ってとにかく未経験でも入れる会社を探す
つまり、最初にしっかりと学ぶか、あるいはとりあえず未経験でも就職できる会社に就職する、の2つですね。
ただ、どちらについても不安はあります。
スクールにはどれくらい通えばいいの?終わったら本当にプログラミングの仕事に転職できるの・・・?
未経験で就職するといってもちゃんとした仕事に就けるの?営業にまわされたりしたらどうしよう・・・?
といった具合にどちらにしても不安はあるのです。
プログラミングスクールと転職支援がセットのサービス
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
実はこの悩みを解消してくれるサービスがあります。
それが「ウズウズカレッジ」と「DMM WEBCAMP」。
なんとこの2つとも、「プログラミングを学ぶこと」と「プログラミングの仕事への転職支援」がセットになっています。
ただ、ベースとなっているものは対照的で、
目指しているところは同じでも根っことなる考え方が違うんですね。
それぞれを比較するとこのようになります。
[広告]ウズウズカレッジ | DMM WEBCAMP | |
---|---|---|
性格 | 転職支援にプログラミング学習がついている | プログラミングスクールに転職保証がついている |
料金 | 無料 | 分割払い:月26,000円(税別) 一括払い:628,000円(税別) 3ヶ月のカリキュラム達成したら転職保証。転職できなかった場合は全額返金 |
場所 | 西新宿(東京) | 新宿(東京)、渋谷(東京)、難波(大阪) |
期間 | 約4週間 | 約3ヶ月 |
学習時間 | 平日毎日10時~17時(時間割りあり) | 11時~22時教室通い放題 |
詳細 | ウズウズカレッジ公式サイト |
DMM WEBCAMP公式サイト |
これだけ見ると4週間で修了できる(しかも無料!)「ウズウズカレッジ」がよさそうに感じますが、ただ、平日毎日びっしりと授業があり、自分の都合で決めるというわけにはいきません。
※「ウズウズカレッジ公式サイト」より引用
これだけ見るとまるで学校のようですね。
対照的に「DMM WEBCAMP」は自分でスケジュールを組めるようになっています。
※「DMM WEBCAMP公式サイト」より引用
すべてが自由というわけではないですが、夜も10時までやっているので、「働きながら学習」も可能です。
あとはやっぱりお金ですね。
無料の「ウズウズカレッジ」か、60万円強ほどかかる「DMM WEBCAMP」か。
これは推測ですが、身につくスキルとしてはやっぱり「DMM」のほうが大きそうですよね。これだけのお金を支払うんですから。
それぞれ良さや特徴があるのでまずは比べてみてください!
[広告]受講者満足度90%以上のプログラミングスクール【DMM WEBCAMP】
何を学ぶかで仕事を探す
ここで1冊の本から紹介します。
私は若者にアドバイスするとき、「『いくら稼げるか』ではなく『何を学べるか』で仕事を探しなさい」と言う。特定の専門を選ぶ前に、また「ラットレース」にはまる前に、将来を見渡しながら、自分はどんな技術を習得したいと思っているかじっくり考えることが大事だ。
これは大ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』からの引用です。
[広告]
ファイナンシャルインテリジェンス(お金の知識)について書かれた本ですが、自分の将来について考える時にも非常に役に立ちます。
中でも強調されているのが学ぶことの大切さ。
「何を学べるか」で仕事を探しなさい。
もちろんこれは、学んだことを生かして会社員として一生働きなさい、ということではありません。
ただ、入り口としては学ぶことが大切だということです。
自分をとろいと思う人こそプログラミングの仕事は挑戦する価値がある
仕事が早くできない、他の人より時間がかかる、というのは慣れの問題もあるので、まだ今の仕事を始めてまもないというのなら、もう少し頑張ってみてもいいのかなとも思います。
ただ、もう何年もたっていて、これ以上今の仕事を続けたくない、がんばろうという気にすらなれないというのであれば、早く次の行動に移ったほうがいいでしょう。
迷っている間に月日はどんどん流れていきます。向いてない仕事を続けていくと、今はまだよくても将来まちがいなく後悔することになります。
「ゆっくりの人」の性格は、接客など大勢の人の中でする仕事ではうまくいかないことも多く、悩みも深くなりがちですが、ひとりでコツコツやる仕事ならきっと力を発揮できます。
その点、プログラミングの仕事ならまだまだじゅうぶんチャンスがある。
自分の人生を自分らしく生きるためにも、自分の性格をいかした働き方をするためにも、ぜひ今から行動を始めてみてください。
コメント