内向型人間が販売の仕事を続けていくためにとるべき接客方法

ツラい販売

 

販売の仕事って大変ですよね?

売れないと悩みますよね?

自分は販売に向いてないんじゃないかって。

 

ここではそんなあなたがもっと気持ちを楽にして売場に立てるようになるための方法を伝えています。

 

ぜひ最後まで読んであなたのよさを生かした働き方を見つけてください。

 

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販売に必要なのはコミュニケーション能力だけど

 

販売について調べてみるとやっぱり書いてあるんですよね。

 

販売に大事なのは人とのコミュニケーション能力

 

これを見て、ガックリと肩を落とす人もいるのではないでしょうか。

 

わたしもそうです。というのも、

 

  • 人と話するの苦手
  • 人と会うことを考えただけで気が重くなる
  • コミュ力000005

 

かなり重度の「コミュ障」です。人と目を合わせていられるのは3秒ってとこでしょうか?それ以上はちょっと・・・

 

こんなタイプはやっぱり販売向いてないのかなって思ってしまいます。

 

内向型は「販売」じゃなくて「提案」をすること

 

内向型で販売がつらいと感じる人がとるべき接客方法はただひとつ。

 

お客様に対して「販売」ではなく、「提案」をすること

 

売ろう、売らなきゃ、と思っているとその気持ちは顔に出てしまいます。そうなると余計に売れなくなるのはあなたも体験済みですよね。

 

だからこそ「提案」。「売る」のではなく、まずはお客様にあなたなりの「提案」をしてみてください。

 

提案であれば内向型であることは関係ありません。むしろ内向型の方が上手にできるかもです。

 

極端なことをいえば、商品を紹介して「こんなのもあります」、これだけでもいいんです。これも立派な提案です。

 

多くを語らなくてもそれがお客様の悩みを解決する助けになればいいんです。

 

あなたが考えるべきは、

 

目の前のお客様が何に悩んでここに来たか、どんな希望があって来店したのかを「想像」し、それに対する「あなたなりの提案」をすることです。

 

これがうまくハマったとき、お客様からの反応が得られます。

お客様は悩みを解決したくて来店する

 

これはわたしが紳士靴の販売員をしていたときのことです。

 

親子で来店したお客様が、息子さんの就活用の靴をお探しだったのですが、足の形が幅広であるためなかなか合う靴が見つけられないようでした。

そのときに、ちょっとひらめいたものがあったので奥のストックから持ってきてみたらこれがピッタリ!

そうしたら本人はもとより、お母様にずいぶん感謝されました。「本当に助かりました。ありがとうございます」と何度も言われ、逆に焦るほどでした。

 

特別のことをしたわけでもなく、たまたま思いついた商品を紹介しただけで、買ってもらった上にこんなにまで感謝されたのです。

 

このことからも分かるように、お客様は何か目的があって来られます。言いかえれば悩みの解決のためです。

 

「買い物」と「悩み」がイメージとして結びつきにくいので見落としがちですが、どんな内容の買い物であれ、そこにはなんらかの悩み、解決したいことがあるのです。

 

  • ピッタリのものがほしい
  • カッコよくなりたい
  • キレイになりたい
  • 便利に使いたい
  • 安くていいものがほしい

 

そこであなたの提案が必要なんです。あなたの提案がお客様の悩みを解決できるかもしれないと考えてみてほしいし、実際そのとおりなんです。

内向型でも販売の仕事はできる


mohamed HassanによるPixabayからの画像
 

内向型の人って人目を気にしますよね?自分が接客しているところを見られたくないって気持ちがありませんか?

 

だって向いてないと思ってやっているんですから。自分の下手な接客を見られたくないって思っちゃいますよね。そして委縮する。売れなくなる。

 

だから内向型の自分、おとなしいタイプの自分は販売に向いていないんだと思ってしまうかもしれませんが、それは違います。

 

内向型の人でも販売はできます。

 

混雑してる状況だと売れた

 

ここでもう一度わたしの経験をお話します。

 

あれは正月出勤の日のこと。お正月といえば冬のセールのスタートです。いつもは閑古鳥が鳴いているお店がウソのように混雑します。

 

この日もとんでもなく忙しい1日で、お客様の波が引いてようやく休むことができたのは夕方の6時過ぎ。もうフラフラでした。

力尽きた人のイラスト(男性会社員)

 

で、ここで伝えたいのはその日の結果です。なんと売上が販売員20人の中で2位になっていたんです。

 

え?と思いました。本当に?

 

びっくりしたと同時になぜだろう?と思いました。

 

別に特別のことをしたわけじゃありません。次から次へとやってくるお客様の対応をしただけ。ひたすら混んでいるから条件はみな同じ。

 

ここで思い当たったのは、

 

条件が同じなら内向型の自分でも売れるのかもしれない

 

ということでした。

 

同じ条件なら内向型でも売れる

 

平日はお客様が少ないので販売員同士のお客様の取り合いになります。

 

わたしは内向型、草食系だからそんなときは前に出て行けません。他の人を押しのけて接客するということができません。だから売れなくなります。

 

でも、お客様が次から次へとやってくる、つまりどの販売員にも同じように接客のチャンスがある状態では他の人以上に売ることができたのです。

 

それはちょっとした自信になりました。

 

いつもは人目が気になって接客もちゃんとできないけれど、大勢のお客様が来店されるなかでは売れた。

 

だから思ったんです。

 

販売の本質に限っていえば、内向型というのは本当は関係ないのかもしれないって。

 

内向型でも販売もう少しがんばってみては?


Daniel KirschによるPixabayからの画像
 

販売の仕事は売れないとつらいですよね。その気持ちはよく分かります。

 

自分が接客すると売れなくて、他の人が接客すると売れる。そして自分はその後片づけばかり・・・なんてときは思わず泣きたくなりますよね。

 

でも、もう限界・・・というのでなければもう少しがんばってみてはいかがですか?

 

人間関係に問題があって、というのならすすめませんが、そうではなく、単に販売という仕事がうまくいかないだけなのであれば、もう少しがんばってみてもいいかもしれません。

 

販売に関する本はたくさん出てますし、今回ここに書いたことを試してみてもいいと思います。

 

「販売 向いてない」 

 

でも

 

「提案 向いてる」 

 

かもしれないですよね?いちどそんな気持ちでやってみてください。

 

人によってはこういったことをきっかけに大きく変化するということもありえます。そうなればうれしいですね。

 

販売って、向いてないと思う人にはしんどい仕事ですが、やり方次第ではまだまだできるはずです。いっしょにがんばりましょう!

 

あとさいごに、販売には直接関係がないですが、内向型であることで悩んでいる人にぜひ読んでほしい本があるので紹介しておきます。


 

主人公は営業マンですが販売をしている人にも役に立つというか、とにかくすごくいい本です。

 

こちらでも紹介しています→「人間関係が苦手、他人と接するときみがまえてしまう人によんでほしい本

 

 

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