営業がつらくてもうやめたい。でもこれまで営業しかやったことがないから他にできる仕事があるのか不安。営業が向いてなかった人間でもできる仕事ってあるのかな?
向いてないと思いつつがまんしながらやってきたけれど、もうこれ以上営業を続けることに耐えられない。
そんな、営業はもう無理!という人に、とりあえず消去法でもって「販売」の仕事をすすめるのが今回の内容です。
読んでいただくと次のようなことが分かります。
- 営業職とくらべた販売職のいいところ
- ちょっとつらいところ
- 販売職をすることでの副業の可能性
営業と販売を比較しつつ、販売職に移ることによる相対的なメリットをお伝えします。
営業を今すぐにでもやめたいという人はぜひ読んでみてください。
営業よりは販売のほうがまだいい
営業がつらすぎてどうしようもない、でも他にどんな仕事ができるか分からないというのであれば、消去法で販売の仕事をすすめます。
どんな仕事でもそうですが、いいところもあれば悪いところもあります。それは当然販売にもあるわけで、でもそれがあったとしても営業よりは販売のほうがいいという理由を説明します。
販売が営業よりはマシな理由
営業をやめたいあなたに販売をすすめる理由をひとことでいえばこれです。
営業ほどは辛くないから
もちろん販売にもつらいことはありますよ?あとで触れますがデメリット的なことは当然あります。
でもそこを差し引いてもいいところのほうが多いです。以下で説明します。
休みを休める
Free-PhotosによるPixabayからの画像
販売の仕事は休みの日は休むことができます。
営業だと数字が悪いと休めなくなりますよね。特に月末近くになって達成率がひどいことになっていると休めるもんじゃありません。
上司からも「お前、こんな数字でよく休めるよな」とか言われたりして。言われなくても無言のプレッシャーに負け、意味もなく出社したりとかして消耗していきますよね。
なので販売は少なくも営業よりは予定通りに休みをとることができます。
クソ上司が少ない
これはわたしの肌感覚なのですが、販売の職場のほうが営業よりはクソ上司が少ないです。
営業はその仕事の性質上、どうしても上司がパワハラ系になりやすいですよね?部下の数字を管理することが仕事だからどうしても数字が悪い人間を攻撃する土壌になりがちです。
たとえ部署全体の数字がよくても個人でノルマが達成できていないとやっぱり詰められたりします。これは個々の営業マンに明確なノルマが課されているからですね。
だから誰か特定の人間を攻撃するようなクソ上司が生まれにくいのです。
そんなことより全体を見ることが必要で、メンバーが働きやすくなること、職場が機能することを考えるのが上司の仕事だからですね。
休みの日に電話がかかってこない
販売の仕事は休みの日に電話がかかってきません。休みを休めることと並び、これも最高です。
営業だと電話を手放せませんよね?どこに行くにも携帯電話といっしょ。休みであろうがお客様や上司からバンバン電話がかかってきて気持ちの休まるときがありません。
でも販売だとこれがありません。よほど緊急のときは別にして、休みの日は静かに過ごすことができます。電話に怯える必要もありません。
休みで気持ちの切り替えができるので精神上も健全です。
好きな商品をえらぶと案外楽しい
Robin HigginsによるPixabayからの画像
実はこれはすごく大事なことで、自分の好きな商品だと仕事自体が案外楽しくなるということです。
なので好きなモノがあるならばぜひその分野の販売をやってみてください。そのほうがモチベーションもアップするし、持続します。
売らなきゃいけないと考えると気持ちがダウンすることはありますが、それでも好きなものを日常的に触っていられるのうれしいものです。興味がないものより絶対いいと思います。
販売のつらいところ
いいところばかりじゃ説得力に欠けるので販売のつらいところもお伝えします。
販売も売れないとつらい
営業ほどではないですが、販売も売れないとつらいです。
売上の数字はちゃんと出てきますからね。表とかグラフにしている店もあるのではないでしょうか?売れてないときは見たくない…
ただ、同じ売れないにしても営業とは違う点があります。たとえば、
- 来店のお客様が少ない
- 接客しているが結果が出ない
- 声かけは積極的にしている
こういった状況のとき、販売の場合は上司や職場のメンバーにそれが見えているということです。
来店のお客様が少ない中でも声かけ、接客は積極的にやっている、でも売れてない、というのが見えていれば、上司にしても無茶なことは言ってこないわけです。
でも販売職ならば、営業にありがちな「売れるまで帰ってくるな!」なんていう理不尽なことを言われることはありません。だから売れないとつらいにしてもその感じ方は少し違ってくるということですね。
人間関係でつまずくことがある
Serena WongによるPixabayからの画像
問題はここでしょうね。人間関係に落とし穴があったりします。
営業と違い販売は同じメンバーが同じ場所にずっといるわけですから、いろいろな摩擦が生まれてきます。残念ながらいやな人が出てきたりすることもあります。
販売の仕事では人間関係の悩みを持つ人は多いのでここがどうなるかがポイントですね。
販売の仕事なら副業できる
Megan RexazinによるPixabayからの画像
営業をやめたい人に販売をすすめる理由として「営業よりはつらくない」ということをあげましたが、それとは別にもうひとつ理由があります。
それが「副業できる」ということ。
ふつうに考えると営業のほうが自由に使える時間がありそうですから副業できそうな気もしますがでもどうでしょう?
- 休みの日も休めない
- 休みの日も電話がかかってくる
- 日々上司から詰められてうつ状態
こんな状況で副業などできるでしょうか?副業を始めるには時間的な余裕はもちろんのこと、精神的な余裕も必要です。
それなのに、休みも休めない、うつ状態に近い、という状態ではなかなか考えられないのではないでしょうか?
販売職だと時間と気持ちに余裕ができる
- 休みの日をちゃんと休める
- 休みの日に電話がかかってこない
- 営業のように上司から詰められることもない
これは副業を始めるにあたって非常に大きなメリットです。
休みの日に腰を据えて取り組むことができれば計画的に副業をすすめていくことができます。
休みの日もノルマや売上のことでブルーになる必要もありません。だから副業に集中して取り組むことができるのです。
販売の分野で副業できる
ここでいう副業とはおもにブログやYouTubeによる自己発信のことを想定しています。あなたも耳にしたことがあるのではないでしょうか?
このブログやYouTubeでの発信に販売職が一役買ってくれるのです。
というのも販売の仕事を始めると扱っている商品に非常にくわしくなります。自分だと当たり前と感じていることでも一般の人からしたら貴重な情報であったりします。
それをブログ等で発信したら必要としている人の役に立つことができ、ここから収入を生むことができるのです。
ブログについてはこちらを読んでおくとだいたいのことが分かるのでおすすめです。
もう少し深い話を知りたい人はこちらですね。中級者向け。読み物としても面白い&役に立つ。
消去法だけど営業よりは販売がマシ
あらためて断っておくこととしてこれはあくまで消去法です。
営業がとにかくいやでもうやめたい、でも何の仕事ができるか分からない、という人に、営業を消した場合ということで販売をすすめるのが今回の内容です。
- 営業よりはまだマシ
- 時間と精神的な余裕ができる
- 副業を始めることができる
これくらいの(この程度の)理由で販売をすすめているにすぎません。
ただ、これは営業を25年、販売を4年続けたわたしの見解ですが、
営業と販売のどちらかを選べと言われたら迷うことなく販売を選びます。
なぜなら営業から販売に移ったことで生き方が変わったから。働き方も休日の過ごし方も大きく変わりました。
なので考えてみる価値はあるかと。
あと、自分がアパレルの仕事についたからじゃないですが、あなたがもしアパレル関係に興味があるというのならこちらを紹介しておきます。
【ファッショーネ】というアパレル限定の転職サービスです。気になるお店をいっしょに見に行ってくれるというサービスが特徴です。
営業から販売の仕事に移ると世界が変わります。いい仕事に出会えれば人生の大きな転機にもなります。
営業で消耗する生き方を続けていても出口はありません。どうかあなたに合った仕事をできるよう行動を開始してみてください。
行動すれば結果がついてきます。
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